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作品の輪廻

 

2014.1.31に霊南坂教会で開かれた

みちのく震災をわすれないチャリティコンサートの様子です**

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りぽあのぴっち+から

ソプラノ、フルート、ピアノ、ダンスの4人が

震災復興ソングの【花は咲く】をパフォーマンスさせていただきました^^

撮影は写真家の景山正夫さんです。

出演アーティストは、クラリネット橋爪恵一さん*サックス中村誠一さん*ピアニスト/作曲家/プロデューサー谷川賢作さん*詩人谷川俊太郎さん*ヴォーカル庄野真代さん*パントマイム ヨネヤマママコさん*などなど。。。

本当に豪華なメンバーが出演した今回のチャリティコンサート!

たくさんのお客さまにもお会いできました。

私たちひよっこを暖かく迎えていただき、ありがたかったです。

これはとっても個人的なお話ですが、

中学一年。初めての文化祭の出し物で、詩の朗読(チームだったので群読というのかな?)をしたんです。それはただ読むだけでなく動きを付けたりリズムを出したりして表現もするようなもので、とってもアーティスティックだったなと今は思いますが。

体育館で全校生徒、先生たちを前に、各クラスから一組ずつ選出されたグループがパフォーマンスをして賞がついたり評価されるというものでした。

校内新聞やほかの派手な出し物に比べ、朗読はクラスの地味なタイプの子たちがやる、という風だったのですが(私は地味になりたくてもなれなかったタイプ)小さい頃から歌の歌詞を書き貯めるのとかが趣味だった子供なので、詩のもつ世界とか好きだったのです。

そのとき数ある詩のなかで選んだのが谷川俊太郎さんの『生きる』でした。

どうしてこれだったのかはっきり覚えていませんが、子供ながらに何かグッときたんでしょうね。

暗唱するには少々長いこの詩ですが

放課後の夕暮れ時、校庭の鉄棒のあたりでみんなで声を出して練習したのを今でも覚えています。

私の故郷、北海道釧路の夕日はとても美しく、赤オレンジの光と熱が、過ぎ行く夏と秋の気配を感じさせるあの季節。文化祭の準備に忙しい校内、部活動、短かった夏。

この『生きる』という詩は、私にとってこの貴重で瑞々しい大切な記憶が甦る詩です。

今回のチャリティコンサートでまさか作者ご本人にお目にかかれるなんて。しかもこのとき俊太郎さんが朗読なさったのもこの『生きる』でした。

聞きながら、この個人的な想いをもった私には涙せずにはいられなかった。

作品とは受け取った人それぞれに重なる感情、風景、においや温度があり、それが一つの作品を生きたものにし、愛されてゆくのだなと身を以て感じた瞬間でした。

そして人と人を繋いでくれる。

今まで出会ったすべての人、すべての作品たちが私を創り、これからの私も創造するのだ!


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